築地市場

第1回青井研フィールドワーク!として、5月16日金曜日、築地市場に行ってきました。


AM7:00〜AM10:00。早朝のせりが終わり、中卸業者の店舗が活気を見せる時間。各自、場内をまわり歩きました。


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↓所狭しと並ぶ品々。


ターレ(超小型トラック)とネコ(手押し台車)が行き交う。ものすごいスピード!ものすごい量!


↓広大なひとつ屋根の下、極小単位の店舗がひしめいている。表通りに見られる看板、灯り、品々、人々。対する裏通りには、空中を這うライフライン、箱の山々。そんな両者のギャップが面白い。


↓店舗独自にカスタマイズされている頭上の空間。床張りやはしご、照明の取り付けなど。かなり頑張っている感あり。


↓9時を過ぎると落ち着き始め、すっかり片付いてしまう店も。
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物産が一堂に会し、せり→中卸→卸(配送)と流通する過程。そこに存在する、モノとは?カタチとは?コウセイとは?


個々の人や物や店という小さい単位が、巨大なしくみを作り上げているということ。合理的だが機械的にはなりきれない部分があること。ひとつひとつ違うのに、どこか均質であること。


工場のようで工場でない、街のようであって街でない、独特な場所「市場」。その状況はどのように生み出されているのだろうか。


今まで文化や経済の視点から多く語られてきた「市場」を、それを支えるハード=存在するモノや空間、そしてそれらと人の関係、という建築の視点から、読み解くことができたらと思います。


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最後に。愛嬌ある築地のおじさん。

ka-ta-na-!笑


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