2015年度修士論文発表会&謝恩会

こんにちは

M1の芦谷です。
ブログの更新が遅れていて大変申し訳ございません。(今年度は早め早めの投稿を目指し猛省します。)

先日、青井研から4人の修士論文が提出されました。

神埼竜之介「関東大震災後東京に建てられた銅板貼り建物に関する研究:看板建築の発生と災害・生産・制度・意匠」

平場晶子「私・共・公のせめぎ合いから見る日本橋・銀座の路上空間の変遷:庇下と露店を中心に」

吉田郁子「中山間集落・千葉県市原市月出の展開過程:〈中山間集落−中核都市−大都市〉にわたる戦後人口移動の構造的特質」

吉永ほのみ「近世江戸内海猟師町の展開と近代における維持・変容:東京臨海部の形成過程の解明に向けて」

提出が近づくにつれて先輩たちの追い込みは鬼気迫るものがありました。
修士論文発表会では2年間の蓄積を数分の発表時間の中で行わなけばならないので全てを伝えきるためには発表の練習も重要だなと感じながら聞いていました。

主な質疑としては

りゅうさん
・都内にどれほどの銅板張り建築があったのか
・どういった歴史的評価を与えられるか

あっこさん
・公、共、私の3者関係のうち共の存在は公、私に移るが共の重要性はどこか
・民有化から庇下が消滅したのはなぜか

いくさん
・日本全国の中山間地域で同じことが言われているが月出のそもそもの文化圏はどこに分布しているのか
・首都圏に近いが人口の逆流はあるのか

ほのみさん
・品川猟師町の土地所有と海苔養殖に特徴があるが海苔養殖場の動きについて
・羽田、深川は海苔養殖場と海苔の干し場についての見解はどうか

といったものがありました。どの論文もしっかりとした調査、分析が行われており大変勉強になりました。
M2のみなさん、本当におつかれさまでした。


さて、3月26日にB4 8人、M2 4人が無事卒業しました。卒業式後にはニューロカフェ東京で謝恩会も行いました。
M1の先輩からのムービーを流したりOBの方々も駆けつけて頂きとても賑やかな会になりました。

謝恩会に参加してくださった方々忙しい中ほんとにありがとうございました。
ご卒業の皆様、ほんとにおめでとうございます。新天地での活躍期待しています。
そして、青井先生ありがとうございました。本当にお世話になりました。

そして新たなB4を迎えて研究室としてもより活動的な1年間にしていきたいと思います。
今年度もみなさん、よろしくお願いします。

あしたに