ゼミ発表 C班第2回

こんにちは、M1の野口です。
これから、今週木曜日に行われたゼミC班の第二回目の発表について報告します。

発表者はM1西村→B4倉石→B4佐藤→M2森山さんの順で発表しました。


M1西村 「大阪駅前再開発事業からみる都市計画法の変遷」

大阪駅前の地図資料を見ながら、再開発事業とそれに関わる制度の変遷についての発表でした。
市街地改造法を施行した最初の事例が大阪駅前市街地であり、発表でその歴史をや変遷を聞いているだけでもその複雑さと特異さが伝わってきます。
今回の発表で、大阪駅前市街地の再開発事業を事例として市街地改造法から現在の都市再開発法に至までの変遷をたどる研究になりそうです。


B4倉石 「都市の自由空間における仮設的・流動的な小規模建築に関する研究」

前回発表した「軒先.com」や東京都福祉保健局へ取材を行った内容とその結果。街路空間や露店商の歴史的変遷についての発表でした。
議論の中では、既往研究として大野秀敏さんや橋爪紳也さんの研究を参考にしてみる事などがあがりました。
4年生のということもあり、今後卒業設計にどのように展開していくのかが楽しみです。
今回の発表で個人的には、実際に取材を行うことや聞き取りを行うことなどフットワークを軽くすることの重要さを感じました。


B4佐藤 「イエと家族」

前回議論に上がった山本理顕さんが、これまでに述べてきた住居論についての発表でした。
山本理顕さんの著書等に掲載されているいくつも理論の中で出てくる表現を一貫してまとめることで、概念的に一貫しているものが見えるのでは等の議論が展開されました。
山本理顕さんは自分が学部時の設計授業等で参考にしていた建築家の方なのでとても興味がありますし、だからこそ佐藤さんにも頑張ってほしいです。


M2森山さん 「三陸沿岸漁業集落の空間変遷 ー津浪、土木、産業、社会」

対象地域におけるプランの変遷、明治津波から東日本大震災までの年表の整理、今後の研究予定の発表でした。
発表後は、今後の予定をもう少し構造化することや、年表の密度のをあげていく事などのが議論になりました。
発表を聞いていて、今後の作業量や進め方などがとても勉強になり、また今後の三陸での現地調査など自分自身参加できるものはできる限り参加してみたいと思いました。


発表はこのような感じです。

追申ですが、止まっていたホームページ製作を始動させ、近いうちに(希望ですが)皆さんに発表できれば良いなと考えています。
他にも町家フロンテージ(青井研フットサル部)のユニフォームコンペなど、イベントがいくつか動いています。
この辺りの事も近々アップする予定なのでよろしくお願いします。

以上M1の野口でした。