ゼミ(研究内容発表) Aグループ

こんにちは!B4のかんこです!
遅くなりましたが、初回のゼミについて報告します^^


発表者はA班→B4吉野、M1滝沢、M3山内、D2石槫です。


吉野『建築のアフォーダンス〜ものから建築まで〜』

前回の頭出しでは研究のテーマを建築のアフォーダンスについて、と設定していましたが
議論では「建築におけるアフォーダンス」とはなんぞや?という定義があいまいで
本人もみんなの質問にたじたじ。。という様子でありました(笑)


前回の議論を受けて、今回はアフォーダンスについての一般的な定義と
建築におけるアフォーダンスの自分なりの解釈を明確にすることに重点が置かれた発表でした。


(でも、個人的にはあんまり明確な定義づけじゃないし、わかりやすい動線計画と何が違うのか疑問が残りました)


あともうひとつ、発表の最後に農村建築への興味の話がありました。(農村出身だから?)
どちらかというとこの話の方がみんなの食いつきが良く、
先生から「三富新田(さんとめしんでん)」というおもしろい地割りの農地の紹介があり、
次回は(アフォーダンスはプライベートで勉強しつつ、笑)三富についての調査をしてくることになりました。
航空写真をみてもかなり異様な光景で、個人的にも次回のあゆむの発表が楽しみです^^




滝沢『伝統的なまちなみの変遷 ―形成・変容・凍結から見た保存―』


滝沢さんの発表は、伝統的建築物群保存地区に指定された街は、一般的には通りに面したファサード保存ついて議論されるけれど
実は裏側に接道条件に適合しない空地が生まれていたり、設備の露出の問題があったりするというものでした。
伝建という制度が都市にどのような機能不全を生んでいるのかについて全体で議論をしました^^
個人的にはサブゼミで保存、復元をテーマに扱っているので、勉強になることばかり〜
30日のサブゼミの発表にも生かしていきたいと思います!



山内『インテリアデザイナーの職能と産業の変遷について(?)』


日本と欧米でのインテリアデザイナーの資格や職能の違いと、インテリアが担う領域についての発表でした
ディスカッションの中では、インテリアの領域を家電(照明など)にまで広げてしまうと
インテリアデザイナーという職能の定義がどんどん曖昧なものになってしまうので、
あらためて研究の中心となるインテリアと時期について明確に設定する必要があるのでは、という意見がでました

昨日のサブゼミの愚作論の中でも建築家の職能についてのアツい議論が交わされたのですが
ゼミ・サブゼミの内容を消化して自分のものにするのはまだまだ大変です(^_^;)笑


石榑『戦後新宿駅前の形成過程と闇市


戦後復興期に、新宿の東口駅前がどのように変容して現在の形になったかを
闇市の発生・消滅?や区画整理などを踏まえて時代を追って考察するという、ぐれさんの論文の紹介でした
区画整理でビルの曳家が行われたという話があり、私を含め4年は興味深々でした!!



ゼミの内容はこんな感じです!



ところで今日は真面目な2年生が青井先生にエスキスを見てもらいに研究室に来ていました!
住宅か〜なつかしいな〜^^

来週が班別講評会らしいので、製図室を覗きに行こうと思います!




かんこでした!

おしまい☆