04/21 第2回目本格的ゼミ

第2回目のゼミでは、B4にとっては今年度研究の第一歩となる研究目標、計画、自身が何に興味を持っているのかを発表しました。
そしてその発表に引き続き、上級生の群を抜いた研究内容の発表があり、B4にとっては更に刺激のある場となりました。

B4は現在で、卒業論文志望が2人、卒業設計志望が6人となっています。
取り組みたいこと、興味があることがまだ決まりきっていないなかの発表でしたが、
青井先生をはじめ、先輩たちがその中からキーワードを引き出して、
漠然としたなかでも卒業論文や卒業設計につながるヒントを頂きました。
以下、少しだけ紹介します。(ただB4齋藤からみた視点なのであしからず・・・)


中村 小さいスケールで見た住空間スペースについて(家具スケールの視点からみた研究を行いたい)
河合 宗教建築について(宗教的な意図、活動、精神から構成される建築空間についての研究を行いたい)
齋藤 保存という概念の変化に注目し、建築の保存について研究したい
滝沢 コミュニティについて(コミュニティと建築の関連性について研究したい)
林  メタボリズムに関して(現代に再び現れていることからも、日本の建築の状況を俯瞰的に把握したい)
西村 アジア圏の屋台文化orアジア圏の超過交通問題、インフラ問題or日本家屋における玄関空間の形成(露店と高層ビルの共存方法について)
笹  動く住まいについて(定住しない人々の住まいに視点をおく)
関口 布の家・持ち歩ける家(住を布から捉える事が出来ないかという視点から)

B4にとって各々自身のなかでまだまだ見えない部分、決めきれない部分があり、
これからどんどん自己分析が必要だということがわかった機会ではなかったでしょうか。



そして、素晴らしき上級生の研究内容の発表です。タイトルを紹介します。

M2山中さん 西欧都市に於ける戦災復興期の都市組織の変容
D1石榑さん 闇市の発生と整理からみる新宿駅近傍の形成過程 -都市組織の動態分析-


初回ゼミの上級生の研究発表からも感じ取られたのですが、
たくさんの記述、聞き込みからの文章化、そして分類するという「量の価値」を学びました。
B4も研究の仕方をどんどん先輩たちから吸収して、深みのある研究に繋げたいところです!


それでは、新広報担当B4の齋藤でした。
(今後は写真も載せられるよう、部屋のどこかに行ったデジカメを発掘したいと思います・・・)