〈告知〉第三回都市発生学研究会 「移動する人々 −災害の住居誌—」


〈告知〉第三回都市発生学研究会を牧紀男先生(京都大学防災研究所巨大災害研究センター准教授)をお招きして開催いたします。

講演:牧紀男(京都大学防災研究所)

「移動する人々 −災害の住居誌—」

自然災害に見舞われた人々は、住居の移動を余儀なくされる。移動のレベルは、避難 所へ避難する・親族の家へ避難する、といったレベルから、集落・都市ごと移転してしまうといったものまで様々である。植民地経営や戦争・悪政といった社会的要因に 加えて、大規模な自然災害も人々の大規模な移動を発生させる一つの要因となっている。地震でも壊れない強い住宅にするというのが災害に備える唯一の方法のように考 えられているが、災害後の「移動能力」の大小も我々の災害に対する対応能力を決定している。日本・台湾・フィリピン・インドネシアといった環太平洋の国々は日本と 同様、多くの自然災害に見舞われる国土を持つ。この講演ではアジアの自然災害の事 例を中心に自然災害後の人々の移動について考える。

日程:10月14日(木)16:30〜18:00
会場:明治大学生田キャンパス第2校舎A館4階A401教室
   明治大学生田キャンパス http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/ikuta/access.html
入場無料
研究会後に懇親会(会費制)を行います。
奮ってご参加ください。


問い合わせ:石榑督和
E-mail:masakazuishi.gure555@gmail.com



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