第2回都市発生学研究会を開催いたします
第2回都市発生学研究会を初田香成さん(東京大学)をお招きして開催いたします。
日程:2010年4月28日(水)15:00〜
会場:明治大学生田キャンパス第2校舎A号館4階A401教室
明治大学生田キャンパス http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/ikuta/access.html
入場無料
研究会後に懇親会(会費制)を行います。
講演:初田香成(東京大学)
「闇市=都市論序説 —都市建築史から見た東京の闇市」
新宿の思い出横丁や吉祥寺のハモニカ横町など、駅前で独特の雰囲気を醸し出している空間がある。こうした空間はどのようにして出来、現在に至ったのだろうか。本発表ではこうした空間の起源にあたる戦後東京の闇市をとりあげ、その誕生から変容までの過程を明らかにする。闇市はこれまで戦後の一時期に特有の非日常な空間として捉えられがちだった。しかし、本発表ではそれが存在する背景となる空間や社会のありようまで明らかにすることで、都市建築史という観点から新たな視点を打ち出したい。一見、ほとんどが消滅してしまったかに見える闇市だが、姿を変えつつも、現在の東京の都市空間を大きく規定しているのである。
奮って御参加下さい。
お問い合わせは、青井研究室の小松陽介・石榑督和まで。
E-mail:masakazuishi.gure555@gmail.com
GURE