2014年度家具プロジェクト（１）

遅くなりましたが、2014年度の家具プロジェクトについてのこれまでの活動を何回かに分けて報告したいと思います。
第１回目では今年度の家具プロジェクトの概要と松崎先生にお越しいただいた時のことについて書いていきます。

１．今年度の家具プロジェクトの概要
昨年度で研究室内の家具は一通り完成したので、今年度は研究室ではなく
向かいのA館1101教室（以後A1101）の家具を製作することになりました。
現在A1101には神代雄一郎先生の研究室やご自宅にあった書籍や図面などが保管されています。
ただ資料をしまう家具を製作するのではなく、神代先生と資料の関係性がすぐに分かるよう
「神代先生の書斎の復原」を目標に家具プロジェクトを進めていきます。
ゴールデンウィーク中は段ボールに入った資料のアーカイブを進めました。

神代先生の研究に関する書籍には戦前に書かれたものがあったり、
詩集やアンディ・ウォーホルの飛び出す絵本など趣味に関する書籍があったりと、
楽しみながら作業を進めることができました。
段ボールは42箱ほどありましたが、ほぼアーカイブが終わりました。

２．松崎先生との話し合いについて
６月26日、神代先生のご自宅の詳細などをうかがうため松崎先生に研究室へいらしていただきました。

「ここに椅子があって、いつも(神代)先生はここに座っていたんだよ」というように神代先生のお部屋の様子だけでなく、
三徳山の投入堂でのエピソードなど当時の思い出も教えてくださいました。

上のスケッチは松崎先生が書いてくださったものです。このスケッチから本棚の配置や高さ、資料の保管場所が分かりました。
松崎先生、遠くまでお越しいただきありがとうございます。この場を借りて改めてお礼申し上げます。

B4　丸橋