台湾調査 後半チーム
台湾から無事全員帰ってきました。
今回の調査では大学院生や先生に交じって学部生の4年も一緒に参加させていただきました。
個人的にこういった調査が初めてでした。
簡単な実測の仕方やインタビューなど本来は基本的かもしれないことでさえ勉強になりました。
報告というよりは私の個人的感想や興味を持った視点でのブログになってしまいますがよろしくお願いします。
後半の最初は、ほとんど現地の方がつきっきりで案内してくれました。
一番最初にいろいろ見て回ったのは牛角村です。
窓は小さくて高い位置にあるのが多いという話がありました。
しかし、たまに異様に地面から比べて低い窓がありなんだか不自然でした。
(光をとるためなどで低い位置にくることなどはあるそうですが、この場合そういった感じではありませんでした。)
足もとの石畳の地面をよく見てみると古い石の家よりも新しいように感じられました。
その後歩いていると、、、
このように、あとから階段や道を新しくしたり、高さを高くしている場合もあるようでした。
なので、隣同士に並んでいる家だと、道ができる前に建ったものと後からたったものが一目でわかりました。
その後しばらく自由時間があったときに村をぐるぐる歩いてみますが海側の低い位置にあるからといって古い家があるわけではありませんでした。その逆については見れませんでした。
この村をつくるとき、海側からつくられていったのか、内陸からつくられていったのか、、地面を見たせいで凄く気になっていました。
私は終始このことが気になりすぎて、その後の村でも地面を見ていましたが、あまり観光などで手が入っていない地域ではこういったあとから道を綺麗にしたり高さを変えたりしたものはあまり見られなかったように思いました。
どんな形でこれから村が変わり保存されていくのかが気になります。かなり観光のために民宿をつくったりしていましたが、私的にはそうされていない村のほうが見ていて楽しかったです。
↑これは調査や案内していただいた内容とは全く違います。
↑調査はこのような形で現地の方と先生が議論しあう場面などもありました。これは構造について話をしているところです。
後半の調査、最初はフィールドワーク的なものだったのに対し、最後のほうはソンポウも見ることができ、実測もしました。
↑見やすいように数字があまり書き込まれてないものを選びました。このように描いて、寸法を書き込んでいきました。限られた時間の中でスケッチし実測することで、自分の力のなさを感じた私でした。しかし調査自体は凄くわくわくの連続でした。
途中合間があればメモスケッチをしていたのでその時のメモを載せたいと思います。
最後にこれです。
そして、ソンポウや平面図もまとめていきたいです。
4年 笹