ゼミC班発表

今週はの個人研究発表は
石榑(D1)肥後(M1)河合(B4)関口(B4)西村(B4)の五名でした。




石榑 「研究の作業報告」
発表は法務局でとってきた旧土地台帳によってどのような事がわかるのかということでした。
旧土地台帳によって、登記簿には以前の所有者や分筆の経緯が記載されているのでその土地の履歴がわかるようになり、
これを得た事によって、土地の動きがより高解像度で追えるようになります。


肥後 「フランス都市の戦災復興を中心とした都市計画の研究」
今回から対象地をフランスに変え、フランスにおける戦災被害の状況とフランス南東の街、ストラスブールの歴史についての発表でした。
ストラスブールは歴史上3回、ドイツ領となっているそうです。その影響がどのように都市に表れているかや、城壁が解体され、その境界がどのように
現在表れているか、どのように都市がスプロールしていったか。まだまだ調べられる面白い要素は豊富にありそうです。


河合 「護国神社とその計画」
明治時代に創建された招魂社から昭和に入り護国神社となり・・・といった感じで護国神社を全体的に説明する発表でした。
護国神社が制度化・形式化されつつも、その土地や時代によってどのように違いが出てくるのか。
護国神社が持つ多様性が明らかになっていく事に期待です。


関口 「半恒久住宅・非恒久住宅」
発表内容は過去の災害と復興の事例についてと「復旧」と「復興」という言葉の違いについて
関口が卒業設計でやりたいと思っている事に対して調べている事がマクロになりすぎて繋がりづらくなっている様子。
次の発表ではミクロな視点での災害に対する研究となりそうです。


西村 「都市の要素と地下空間及び地下空間同士の接続部の構成」
今回の発表は「都市環境と接続する地下空間の構成」という論文の紹介でした。
地下空間と接続する要素を6つにタイプ分けし、その全体構成をパターン分けするとどのようなものがあるかということを
図を使って説明してくれました。地下空間を卒業設計で扱うならば具体的にどのような空間をつくる事ができるかをイメージしつつ
作業しなければならないと思います。


短い前期ももうすぐ残り一ヶ月です。
急に暑くなってきたのに、節電でメチャ暑い研究室ですがペース落とさずにガンガンやっていきましょー。


M2 山内