ゼミA班発表

今週から個人発表は二巡目に入ってます。一ヶ月、速(早)すぎです。
今日の発表者はやや少なめの3人でした。


M2山中「西欧都市に於ける戦災復興機の都市組織の変容」
イギリスの土地所有制度について。イギリスでは地主が「エステート(=領地)」という、“あるまとまった土地”を所有し、その内の一部を借地人に貸して開発をするという仕組みがあるとのこと。同じ所有者のエステート内に複数の借地人が存在することも。
土地を所有しているとは言え、自身のエステート内に道路を敷くなどインフラを整備する時は都市計画法を厳守したものに限るというような事実から、国の力の強さを感じます。(イギリスでは今も多くの土地が国有)
日本の土地所有こそ複雑だと思っていただけに、今回の発表かなり新鮮でおもしろかったです。(単に私の知識不足かもしれません)



B4滝沢「伊根の舟屋」
今回は調査報告書を元に、伝建(伝統的建造物群保存地区)である伊根浦変容についての発表。
短冊形に一体だった建物が、主屋と舟屋の間に敷かれた道路によって分裂し、それぞれがどのように変化したか。
本人は道路が敷かれ、海側と道路側、二つの正面を持った舟屋の反応を見たいようですが、小論文・卒計を見据えた視点を持つことが大事、との指摘もあり悩ましいところですね。
それも踏まえつつ、次回の発表が楽しみです。



B4笹「動く家」
前回はモービルホームを主に扱った発表。
今回は、『動く家』(ロバート・クロネンバーグ著/牧紀男訳)の内容を中心に、モービルホーム以外の移動住居についての紹介と、モービルホームの内部の紹介。
こちらも卒計に繋げるのが難しいと感じているよう。
院生の中では「できんじゃねーの??」といった意見もありますが…さてどうなるか。個人的には、この題材で笹ワールドが見たいです。




ちなみに今日は山中さんが渡英前の最後の発表でした!
しばらくなすかわいい服が見れなくなると思うと寂しいです。。
身内ネタですみませんが、今日はこの辺で。


M1ひご