研究室ゼミC班発表

今週の発表はD1グレさん、M1肥後、B4西村、関口4人でした。


D1 石榑 「新宿・渋谷・池袋 ー副都心の形成過程ー」
今回の発表は主に池袋駅周辺の闇市・マーケットについてでした。
池袋東口は石川栄耀によって早期に区画整理され(昭和35年に整理が完了する、他は40年以降に終わる)
地下街も建設されます。闇市整理でできた都市組織がすべて東口にあることなど、石川栄耀は池袋を見ていく
ための様々なとっかかりをつくって(残して)います。


M1 肥後 「植民地支配を受けた諸都市の独立後の変容についての研究?」
これからどの都市を見ていくかは決められていないが、植民地支配を受けた都市をどのように観察していくのかを
松原康介著「フェスの保全と近代化」を通して考えているので、その内容を発表。
個人的な意見としては、サーバートによってつくられる暗い路のような、慣習、制度によって生まれる特有の空間を
ネットで拾ったものでもいいので、もっと見せてほしかったです。トラムとかももっと見たい。


B4 関口 「仮のすまいについて」
災害時につくられる「半恒久的」「非恒久的」な住居に興味があり、それを卒業設計にしていきたい。
その提案は住居とその運用のシステムまで考えたいとのこと。
そこで前期の研究ではどういう事を調べていく、考えていくかの議論をしました。
次の発表が楽しみです。


B4 西村 「大阪地下空間に関する研究」
日本で一番複雑な地下空間だといわれる大阪・梅田の研究。
今回の発表では現在の状況に至るまでの変遷などの紹介。
これからどのようにこの地下空間を捉えていくかが重要。
映介さんの研究の新宿の地下空間と相対的に見る事ができるようにもなるので
そういった点でも今後の展開に期待です。


明治大学青井研究室も4年目になりました。
OB、OG、現研究室メンバーの研究が様々な点で繋がることで、よりゼミが面白くなってきたなと感じています。


M2 山内