2015綾里調査空間チームの活動報告

こんにちは。
M1の門間です。

前年から開始した綾里プロジェクト(これまでの活動についてはリンク先に記載)の二年目の調査を8/26〜8/29の四日間に渡って行ってきました。

■1日目 綾里入り
今年の空間チーム(明大青井研+東大村松研)は、チームリーダーの任を門間が仰せつかりました。
が、、肝心のリーダーは初日の朝、集合場所に現れることはありませんでした。本当に申し訳ない限りです。
無事合流したのは、夕方あたりのことでした。

初日の主なタスクは、調査に入る各部落のキーパーソンの方へのご挨拶でした。
毎回、快く調査を受けていただき、部落内の調整までしていただいており頭が上がりません。
その後は、昨年度に調査した佐々木邸をリノベーションしてギャラリーにするプロジェクトで綾里に入っている首都大学東京の饗庭研究室と合流して、情報共有をしました。
このギャラリーの施工をお手伝いするのも今年の大きなタスクのひとつです。

■2日目
今年度は、湊・岩崎部落で聞き取りと間取り採集を行うAグループ、小石浜を調査するBグループ、白浜を調査するCグループの3チームに分かれての活動です。
2日目はAとBが合流して、小石浜をCは白浜の調査を開始しました。
それぞれ二軒のお宅の実測を行うことができさっそく充実した調査になりました。


■3日目
3日目からは、Aが活動を開始しました。間取り採集は、いままでの調査の方法とは違い、復興住宅云々は置いておき、とにかくこの地域の間取りの特徴を量をもとに分析するためのものです。
聞き取りの量も増え、充実した調査になりました。
B・Cは2日目の調査が良く進んだこともあり、それぞれ新たに一軒づつ実測を行い。他は、ギャラリーの施工に充てることができました。
ギャラリーの設計については、建築家の伊藤暁さんが関わってくださっています。

■4日目
最終日は、朝7:00からギャラリーの追い込み施工を行いました。
その後、A・Bは調査を補充し、Cは、引き続き施工作業。
それぞれ最後まで、滞りなく調査を終えることができました。

全体を通しての感想としては、
今年からは、新たな部落での調査と昨年度と同じ部落でも新たな調査方法を実践したことによって、調査の枠組みがまたひとつ大きくなったようなそんな調査でした。
来年度にも弾みがついたことと思います。
ここからは、資料の整理や論点の抽出など、まだまだ気を抜かずに頑張ります。

M1 門間翔大