B4、K師匠の独走はつづく。週末は新宿でAoi lab. field walk vol.3。
前期のゼミも今日を入れてあと3回。発表もラスト一回。
本日の発表。B4、2人。M1、2人。M2、1人。
B4、Yくん:WTCと脱構築主義。
バーナード・チュミの6つのコンセプトとWTCマスタープラン(ダニエル・リベスキンド案)について発表。
一つめのバーナード・チュミの6つのコンセプトは、「ディファミリアライゼーションのテクノロジー」「メディア化された“大都市”のショック」「ディストラクチュアリング」「スーパーインポジション(重ね合わせ)」「クロスプログラミング」「イヴェント:ターニングポイント」これが本来デコンストラクティビズムが避けようとしていた、スタイル化に繋がる。
WTCダニエル・リベスキンド案「記憶の基礎」ーメモリー・ファンデーションー
大きな事件を引き受け、建築によってその痕跡を残す。「スリラー防護壁」「光の楔」「英雄の公園」「5つのタワー」
脱構築主義、WTCコンペ、ともに僕自身ほとんど知らなかったことで、勉強になった。後期は卒業設計。
M1、Mくん:建築家の職能の研究。
1915年からの日本建築士会〜JIAまでの職能団体の成立と、建築行政懇親会(1964〜1968)、建築設計管理業務法(1967)、鹿島論争(1968)を紹介。
かなり苦戦しているようだが、頑張れマンモス。
M2、Mさん:都市を隔てるものについて
神奈川県の生麦駅から東神奈川にかけてのJR東海道線と京急本線の軌道の間に点在する、超極細の住宅地を紹介。
線路に挟まれ、取り残された、住宅地は航空写真で見るとほんとにすごい。
M1、Sくん:近代の椅子
研究会の一つ、椅子チームの隊長。研究室のメンバーほとんどが椅子についての知識、見方もあまりわからないということで、かなり基礎的なところから紹介してくれた。
近代椅子の流れ・・・明式家具、ウィンザーチェア、シェーカーチェア、トーネットチェアなどの影響。
椅子チームは全体として、活動が始まりつつある。発生学チームもメンバーを揃えて、全体としての動きを始めねば。
B4、K師匠:Dependent Housing
終戦から5,6年のDependent House関係の年表と、実際の研究対象地を管理しているデベロッパーに話を聞いてわかったことを報告。
デベロッパーからの情報で、ハイドパーク内の戦前からの長屋とDependent Houseとそれを擬してつくった「平成ハウス」の場所が判明。資料も着々と集まる。
前回からつづくK師匠の独走は止まらず、さらに勢いを増す。ハンパないです。ちなみに今日の発表で、K師匠は口癖である「今現在は〜」というのを4回使ってくれました。ありがとうございます。
来週の発表は、豊島に泊まって家船を調査してきたB4、Yさんと、
ゼミ旅行でさらに村野藤吾ファンになったM2、Hさんの村野藤吾インテリアについての熱い発表に期待。(←この部分、勝手にB4Yが加筆したもようです。僕ではありません。GURE)
今週末はAoi lab. field walk vol.3で新宿の街歩き。
新宿西口の再開発。
都庁から見下ろす新宿。
闇市からの雰囲気を残す「思い出横丁」「ゴールデン街」。
歌舞伎町、地下街、サザンテラス、タイムズスクエア、追分、新宿2丁目、新宿御苑・・・など。
M1の僕(新宿研究)と、K(闇市研究)と、W(地下街研究)が担当。
GURE