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月出古民家実測調査

こんにちは、B4吉田です。11月23・24日、千葉県市原市の月出という集落の、古民家の実測調査に行ってきました。 実は、月出は私が卒業設計の対象地として選んだ集落なのですが、実測に当たって人数が必要なので、 B4とM1の先輩方に協力していただいて実測を…

三富新田、川越重伝建散策!!

埼玉県の南西部に位置する三富新田と蔵造りの町並みとして知られる川越重伝建地区に青井研6名でいって来ました。 写真左:川越、右:三富

下北沢驛前食品市場実測調査

少し前ですが先月28日の東京版産經新聞に当研究室の下北沢驛前食品市場実測の様子が掲載されました。 ・2011年11月28日 産經新聞(東京版) 朝刊 …と、報告で済ませるつもりでしたが、この実測調査について未だブログでいっさい触れていませんでした。汗 簡…

新潟、人情横丁と古町に行ってきた。

先週、闇市研究でお世話になっている井上健一郎さん*1にお誘いいただき新潟に行ってきた。井上さんにご案内いただき新潟市内を歩いてきたので、だいぶ遅くなってしまったが報告を。といっても一部。大半の時間は日本酒をいただいていたので。。。笑人情横丁…

横丁町家。古建築実習その5。

キョーラク入口/キヨーラク内部通路 京都駅付近で横丁町家を発見(山中が)。キヨーラク(京洛酒場街)とリド飲食街。どちらの横丁町家も一軒の町家の中心に動線を通し、その動線に向かってカウンターのみの零細な店舗が面している。共に動線は表と裏の道に…

高山にはスキマがない。古建築実習その1。

高山市の伝建郡周辺の街を歩いた。伝建群ではなくあくまで周辺。高山の街にはスキマがない。一般的に現代では施行やメンテナンスの問題から、町家が更新されると隣棟とに間に微細なスキマを開けるが、高山では左写真のような場所だけでなく木造意外の構法で…

大黒市場+恵比寿市場/松原マーケット/土橋市場/旦過市場

今回のゼミ旅行では九州北部に現存する戦後復興期に発生したマーケット、あるいは戦後復興期の露店市が昭和30年前後に整理され、その場もしくは移転し再建された建物を4カ所見て廻った。案内していただいた方々のお話と、お店の方への聞き取りで得た情報を…

神田駅高架下

昨日は闇市研究会。研究会の後、みなさんと神田駅周辺を歩いたのでその報告。 現在東北・上越新幹線の軌道が走る高架部分の土地は、関東大震災の区画整理時に鉄道建設予定地として確保されたものの、実現しないまま戦後になり闇市のバラック群で埋め尽くされ…

増築中?

陸屋根の上に小屋を造っている建物や、勾配屋根でも物干し台が上に乗っている住宅はよく見かけるが、この住宅は切妻屋根の上に部屋をのせている。工事現場の仮設の足場がこの住宅を囲っているが、仮設ではなく明らかに常設である。いつでも除去できることを…

曵家現場取材

「曵家」という言葉をご存知だろうか?「曵家」とは、建物などの重量物を解体せず、原形のまま移動させることをいう。青井研究室では春から、曵家の調査を始め、株式会社恩田組の恩田忠彌会長に何度かお話をうかがった。その内容の一部は、夏頃にしっかりと…

道のように見える公園

初めて通る道は面白い。東京には発見が溢れている。 今日、バイトの昼休みに路上公園を見つけた。確か、吉村靖孝が『超合法建築図鑑』(彰国社、2006)で同じ場所を紹介していたように記憶しているが……。アスファルトは道路か駐車場にしか用いられない素材で…

大男がいる?

1ヶ月も前の話だけど、青井研の院生5人で金沢に行ってきた。 僕、個人の目的は『アトリエ・ワンと歩く金沢、町家、新陳代謝』(金沢21世紀美術館、2007)を持って金沢の街を歩くこと。2度破壊された東京とは違い、震災にも戦災にもあっていない金沢は、藩…

岐南町の長屋門

岐阜県岐南町。僕の実家のある岐阜市の隣の町で、790haくらいの小さな町である。この町には長屋門がかたまって残っており、昭和61年に行われた町の調査によると町内に59棟(昭和61年当時)もの長屋門が存在したという。先日、岐南町歴史民俗資料集編纂委員会…

曙橋の皮とあんこ

今月から始めたアルバイト先が曙橋から徒歩数分の靖国通り沿いにある。この会社のビルはRC造で6階建て。靖国通りに沿って建つビルのほとんどが6階以上である。東京では街区の周りの幹線道路に沿って中高層の耐火建築物が建ち並び、それによって囲まれた街…

大井町の大量マンホール

先日フラっと大井町を徘徊していたら、Gさんがこの前書いていた記事を思い出しまして、 なんとなく見ていたら…路地に大量のマンホールが… マンホール! マンホール!! 気になって書いてみました。 くだらないのでこっそり書こうと思います。と思ったら早速…

新橋・有楽町・銀座・神田・秋葉原・品川・大井町を歩く

青井研には研究チームが2つある。一つはM1小松を中心とした都市発生学チーム。もう一つが、M1菅原を中心とした建築家の家具チームだ。自身の研究テーマがチームになっているリーダーを中心に、興味がある・自分の研究とリンクするチームに研究室の何人かが…

成長する内部空間

台湾に着き、空港から台北へと向かう車内から街を見ていたときに真っ先に気になったのが、町家にくっついた増築だった。それは主に屋上と開口部(窓・ベランダ)で、都市を埋め尽くす町家の多くが増築されていた。 屋上の増築はほとんどがトタンでできた小屋…

2009夏:今和次郎/南洋堂N+スクール/瀝青会/澎湖群島/台湾島

昨日の夜、徐々に台湾の報告をしていくと言いましたがやめます。今から書きます。一気に。台湾の前も含め、僕の2009年の夏、一ヶ月半を。(書いてから思ったんですが、研究室のブログなのにかなり、個人的な夏の感想書いてすみません。以後気を付けます。)…

京浜工業地帯・池上町・獄舎・戦後都市発生学研究会

少し前に、大学院の授業(まちづくり特論)で川崎市の臨海部に広がる京浜工業地帯をバスと船で見て回った。(青井研からMマスとSっちと僕が参加)そのこと+αを報告。 川崎市の臨海部は埋立事業により面積を拡大し京浜工業地帯を形成してきたのだが、その埋…